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執筆者の写真勝部デザイン事務所

パッケージデザイン制作のポイント ①目立つか?


印象に残るなど視覚吸引力はあるか?



店頭で競合商品と比較して目立つかどうかは大切なポイントです。多くの商品が並ぶ中、消費者の目に止まることがなければ、購入しようかどうかの検討対象にさえなりません。目立つためには、デザインをする上で色を変えたり、レイアウトを変えたり、文字を大きくしたりと様々な方法がありますが、ただ闇雲にデザインを奇抜にしたり、レイアウトを無視してデザインしてもその商品の世界観が崩れ、消費者に見向きもしてもらえません。


パッケージにはビールはビールらしさ、コーヒーはコーヒーらしさなどのカテゴリーさしさ(世界観)が大変重要です。目立たせながら、消費者にカテゴリーらしい安心感を与えることは大変難しいことで、デザイナーの力量が問われる部分です。


デザインをする上で、目立たすために重要なのは色です。例えば食品だと色的に目立つのは、赤や黄色などの暖色系が一般的ですが、同じように赤や黄色を使えば、その中に埋没してしまい、逆に目立たなくなります。煩雑な店頭では却って、白や黒が目立つことがあります。このように置かれている棚や競合商品と比較して、相対的に色を決めていくのが大切になります。





もう一つ目立つという点で重要なことは、目立つことだけを追い続けても意味がありません。パッケージデザインは目立てば目立つほど売れるというものではありません。一定のレベルをクリアできたら、それ以上の効果は上がりません。一定のレベルを確保できたら、それ以外のポイントに集中してデザインをブラッシュアップさせていくべきです。




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