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ブランディングの必要性


ブランディングが必要とされる背景

日本社会が成熟期に移行し、以前のように、ただ機能的優位・価格的優位のある製品を市場に出すだけでは売れない時代となりました。中国やアジア諸国の安い製品などを始めとするあらゆる製品は隈なく消費者に行き渡り、「普通の製品」では消費者は見向きもしなくなったのです。旧来のマスマーケティング手法では通用しなくなってきています。ただ同質な製品を作ることだけに長く専念してきた企業は、俄かに「これからはブランディングの時代」と言われても、何をどうしていいのかとアタフタしているのが現状だと思います。これからは独自の良い製品の価値を発信しなければなりません。

ブランドマーケティングの時代

社会の成熟期とは「価値を見い出す時代」です。ブランドマーケティングは、その製品やサービスの価値を消費者に分かりやすく感じてもらうための活動です。それは製品のデザイン、パッケージデザイン、プロモーションなど広範囲に渡ります。また一過性ではなく長期的な視点に立ち、取り組んでいかなくてはなりません。時代とともに消費者の指向は変わり、その都度ブランドのメンテナンスが必要になります。よく知られている「PDCA」を繰り返すことにより、やがてブランドは確実に消費者の中に醸成されていくのです。

<PDCA> Plan(計画)⇒ Do(実行)⇒ Check(評価)⇒ Action(改善)


ブランディングの主役は商品そのもの

ブランディングをする上で肝心なことは、何をブランディングするかということです。他社には無い独自の製品や、今まで見たことのないサービスなどを差別化することが最も重要です。ブランディングの主役はあくまでもその商品やサービスなのです。いくらデザインやプロモーションがうまくいっても、商品そのものが陳腐であればブランディングは成功しません。





中小企業もブランディングしよう

今までは中小企業は大企業とは違い、多くの広告料を使って、自社製品をアピールすることはできませんでしたが、現在は規模に関わらず、WebやSNSを駆使すれば安価で情報発信ができる時代になりました。ブランディングとは高級商品に限らず、埋もれていた優れた技術やサービスを強化、活性化していくことです。中小企業は今こそ自社製品をブランディングし、独自に発信していく時が来たのだと思います。

ブランディングの恩恵

ブランディングは一朝一夕ではなく長い取り組みが必要ですが、成功すれば下記のような得難いベネフィットがあります。 <競合との差別化> ブランドネームやロゴ・デザインなどで、他社競合とは区別されて認識されるようになる。 <選択意思決定の単純化・固定化> 消費者の認識が正しく整理されることで、再び同じ物を選ぶようになる。 <ユーザーのロイヤル化> 親しみや信頼が増大されることでブランド・ロイヤルティが形成される。 <価格競争の回避> 「顧客にとっての価値」が訴求され、提供品質を無視した無闇な価格競争に晒されることが無くなる。 <価格プレミアムの獲得> 同じ品質・スペックの商品について、他社競合よりも高い価格で販売が可能になる。 <プロモーションコストの削減> 以上のことから販売促進の必要度を低下させることが可能になる。


まとめ

良いものさえ作れば売れる時代は終わりました。企業は消費者に対して、いかに付加価値を提供し続けていくかが問われているのです。それにはブランディングは欠かせないものです。今や競合他社は世界中にありますが、日本の確かな品質と技術を、うまく強く発信できたら、国内でも海外でも十分戦っていけるものだと信じています。



#ブランディング #ブランドマーケティング #中小企業 #ブランディングの恩恵 #PDCA

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